手動のコーヒーミルは電動のと比べてお手入れが大変ですよね。
特に内部が複雑で「どうやって手入れをするかわからない…」という方は多いと思います。
そこで今回は「カリタコーヒーミル手挽きKH-3」を例にお手入れ方法を紹介しようと思います。
(↓Amazonの商品ページです)
「内部構造と必要な道具」
内部構造
まずはコーヒーミルの構造です。構造を知らないと内部までお手入れができません。
ネジで止められている部分はこのような構造になっています。(Amazon商品サイトより)
実際に分解するとこんな感じです↓。7つのパーツと、胴体からできています。
胴体を下から見るとこんな感じです。
お手入れに必要な道具
- はけ(必須)
これは必須です。長めで、毛は硬い方がお手入れには便利です。
- 新聞紙などの敷物(必須)
コーヒーミルを解体する時に敷きます。中に溜まっていた豆が落ちるので、30cm四方はある方がいいです。
- ブロー
粉を飛ばすために使います。最後の仕上げに使っています。なくても大丈夫です。
- アルコール、ティッシュ
歯などについた油分をしっかり除去したい時に使います。(100均のがおすすめ!)
それではお出入れの方法を見ていきましょう!
「お手入れ方法」
お手入れには、「いつも行うお手入れ」と「たまに行うお手入れ」があります。
いつも行うお手入れ
いつも行うお手入れとは、コーヒーミルを使った後にするお手入れのことです。といってもこのお手入れは、みなさん普通にされていると思うので手短に紹介します。
お手入れする場所は2か所です。臼と胴体の下の部分です。この部分には静電気で付いている粉があるので、それをはけでとりましょう。
臼の掃除が面倒だという方は、↓の画像のようにあらかじめ臼にフィルターを設置してからコーヒーを挽くと掃除の手間が省け、そのままコーヒーを抽出できるので一石二鳥です!(^^)!
しかし、ハンドルが回しにくくなるので、そこはマイナス…
たまに行うお手入れ
こちらが今回紹介したいメインです。
コーヒー豆を変える場合や、次にコーヒーミルを使うまで日が空く場合は、コーヒーミルを分解して内部まで掃除をした方がいいです。上で紹介した「いつも行うお手入れ」では、表面部分しか掃除できていません。内部にはそれ以上のコーヒーかすが残っているので、衛生的にも味・風味的にも内部のお手入れは定期的にされた方がいいでしょう。
それでは、そのお手入れ方法です。
トップネジと調節ねじをはずして、すべてばらばらにします。浮かせながら調節ねじを緩めると歯が急に落ちるので、台に置きながらはずしてください。この時に挟まっていた豆や粉が落ちるので、新聞紙などを敷いて作業されることをお勧めします。
私の場合、1週間くらい掃除をしていないとこれくらい溜まっています(・_・;)最後まで挽けていないのでしょうか…
胴体の内部にもたくさん豆が残っています。特に↓の部分に豆が挟まっていることが多いです。
全てかき集めるとこんなに溜まっていました。恐ろしい…
(ふつうはこんなに溜まることはないと思います。。。)
歯と内部に付いている粉は、はけとブローを使いきれいにしていきます。それだけでもある程度はきれいになりますが、もっときれいにしたいという方はアルコールティッシュで拭くのもいいかもしれません。豆は油分を含んでいるので、アルコールなどを用いた方がきれいに拭けます。
ざっと、お手入れにかかる時間は5~10分くらいです。
言い忘れましたが、この商品は食器洗浄機不可です。木の部分もあるので、水洗いも避けた方がいいと思います。
「まとめ」
手動のコーヒーミルはお手入れが大変です。せっかく美味しいコーヒーを入れても、前のコーヒー粕が残っていたりすると、その美味しさが半減してしまいます。ミルを長持ちさせるためにも、美味しいコーヒーを味わうためにも、定期的に掃除をされることをお勧めします。
私はこの掃除をしているときが正直楽しいです。「どれくらい溜まっているかなー」とか考えながら掃除をすると、少しは楽しく掃除ができると思います。
ちなみに私は最近水出しコーヒーにハマっています~
暑いときは冷たい飲み物を!(^^)!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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