水の都の護神の舞台ベネチアへ!!聖地巡礼【ポケモン映画】

水の都の護神:べるっくすの色色 ひとり旅

2019年3月。「劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス」が公開されてから12年。

やっとの思いで、その舞台ベネチアに行くことができました!当時はまだ小学生だった私も、今はもう大人になりました。

とまあ私のことはこれくらいにして、本編に移っていきましょう!早く紹介したくてうずうずしています(*’ω’*)

最初はベネチアの説明を少しするので、「早く聖地を見せて!」という方は、↓の目次の「聖地巡礼!」を押してね。

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「ベネチアってどこ??」

水の都の護神:べるっくすの色色

ベネチア(ヴェネツィア:Venezia)はイタリア北部のベネト州の州都で、100 を超える小さな島々からなります。道路はなく、カナルグランデをはじめとする運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいます。中心部のサンマルコ広場にあるサンマルコ寺院はビザンチン様式のモザイクタイルで知られ、鐘楼からは街の赤い屋根の景色が一望できます。(2019GeoBasic-DE/BKGより引用)

ベネチアの一番の特徴は、車が走っておらず道路がないという点にあります。ベネチアは世界中から人が集まる観光地ですが、車がないので静かな町です。

近い距離は歩きですが、長距離となると移動手段はです。街の中を幅数メートルの川が無数に流れているおかげで、船での移動はそこそこスムーズに行えます。

「映画上の舞台:アルトマーレ」

水の都の護神:べるっくすの色色

映画の舞台は「アルトマーレ」という島で、ベネチアをモデルとしています。映画スタッフが実際にベネチアを訪問したそうで、リアルな街並みや建物が映画の中で再現されています。

ちなみに、アルトマーレはイタリア語で「永遠なる海」を意味し、ポケモン映画で実在する都市をモデルとした作品は今作が初だそうです。(Pokemon.with参考)

「聖地巡礼!」

(映像の画像と私の写真について)

  1. 私の主観で映像の場所を選んでいます。合っているかは分かりません。
  2. 映画の画像は「2002ピカチュウプロジェクト」より引用しています。
  3. 私の撮った写真の一部は「PIXTA(bellxbell)」で販売しています。

アルトマーレ

水の都の護神:べるっくすの色色

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上:アルトマーレの鳥瞰図

下:ベネチアの地図(2019GeoBasic-DE/BKGより引用)

島の形は同じではありませんが、島の中に小さな川が流れている様子、本島の周りに小さな島があることは似ているような気がします。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:アルトマーレ

下:ベネチアから撮影した島

映画の島はアルトマーレ(ベネチア本島)ですが、私が撮った写真はベネチア本島ではありません(ジュデッカ島かな)雰囲気が似ていたので撮りました。

映画の中央に見える球体の屋根の建物と塔は、たぶんサン・マルク寺院鐘楼だと思います。写真はもう少し後で。

レース

水の都の護神:べるっくすの色色

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上:レース開始前

下:レース場(リアルト橋の上から)

レースの開始場所は、ベネチアの真ん中をS字で流れるメイン運河(カナル・グランデ)だと思います。でも、次のシーンでスカルツィ橋(次の写真)が出ていたような気がするので、この場所ではないような…。(雰囲気は似てるけど…)

運河沿いにはたくさんのレストランが並んでいます。映画に出てきたようなボートレースは実在するようで、「レガータ・ストリカ」という名前のレースです。興味のある方はググってみてね。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:レースに出てくる橋(タケシとカスミの応援場所)

下:橋(スカルツィ橋)の全体

橋の形状から、タケシらが応援していたのはこの橋だと思います。先ほどのリアルト橋もこの橋も、メイン運河に架かる橋なのでどちらも大きな橋です。人通りも多い!


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:レースを応援する人

下:運河沿いのレストラン

運河沿いからレースを応援しているシーンです。真ん中のテントではロケット団がご飯を食べています。

写真の場所とは少し違いますが、雰囲気が似ていたため撮りました。映画ではベランダから応援している人が映っていますが、運河沿いにベランダがある建物は見られませんでした。


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上:レース中(街中)

下:街中のボート

レースで町の中を通っているシーンです。映画のような広めの川で、かつ近くに歩道があるところを探すことができず、上のような写真となってしまいました。映画のシーンの左奥に見えているのは、たぶんベネチアの斜塔(次の写真)だと思います。


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上:レース中

下:ベネチアの斜塔

塔の上に見える2つの空洞や先の尖ったシンボルなどから、この塔はベネチアの斜塔だと思います。映画ではこの塔が様々な場面で映っています。他の塔では鐘楼(写真は後で)が有名です。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:レース中(街中)

下:街中の川(reverse)

ここが実際の場所かは分かりませんが、雰囲気が似ているので撮りました。映画では街並みがカラフルに描かれていますが、写真を見て分かるように本当にカラフルです。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:レース中

下:街中の川(ため息橋)

これも雰囲気が似ていたので撮りました。映画では高い位置に橋が架かっていて、そこから応援している人が映っていますが、実際にはそのような場所はなかったように思います。

写真の手前に映る橋はため息橋という橋です。この橋にはロマンティックな言い伝えがあるそうです。それは、恋人同士がゴンドラに乗って日没の時にこの橋の下でキスをすると、永遠の愛が約束されるとかなんとか(H.I.Sより)。これが映画のエンディングにも繋がっているんでしょうか(‘Д’)

モニュメント・広場・聖堂

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上:ラティオス、ラティアス像

下:聖人の2本の像

像は映画オリジナルかと思っていましたが、似たようなモニュメントは実在しました。しかも、その由来も似ており(詳しくはググってみてね)、2体の像はベネチアの聖人として扱われています。この像を見たときは心が震えるほど感動しました!!

映画では、この像の後ろに聖堂が正面を向いて建てられていますが、実際は正面ではなく横向きです。


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上:広場

下:サンマルク広場

これもかなりの再現度です。正面の聖堂(サン・マルコ寺院)の横には鐘楼があり、実際と同じ配置です。映画に映っている2本の柱はラティオス・ラティアス像です。実際には、鐘楼の右方面にあります。

ちなみにこの広場は、世界一美しい広場と言われているそうです。実際に見てみるとそう言われるのも納得でき、周りが歴史ある建造物に囲まれていて特別な感じがしました。


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上:聖堂

下:サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院のアップ写真です。この中は撮影禁止なので写真はありませんが、中は装飾が豪華でとても美しいです。(しかも無料で入場できる!)

映画では、古代装置やプテラ・カブトプスの化石がこの中にあるという設定です。


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上:聖堂のテラス

下:サン・マルコ寺院のテラス

サトシがカノンを追いかけるシーンです。映画は聖堂の横側にあるテラスを映していますが、写真は聖堂の正面の写真になっています。(すみません…)

テラスからは写真撮影が可能で、広場を一望することができます。でも、テラスに行くには5€くらい必要です。(中は無料なのに!)

写真の奥の方に映っているのは、先ほどの聖人の像です。


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上:聖堂の中のステンドグラス

下:病院?の中のステンドグラス

聖堂の中は撮影できないので、雰囲気が似ていた病院?の中のステンドガラスを撮りました。サン・マルク寺院の中にもステンドグラスのような窓はありました。が、映画のような丸みを帯びた窓ではなかったような…。

ベネチアは昔からガラスの技術が高く、現在もその技術は評価されているそうです。

街の中

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上:クレープ屋さんの前

下:運河沿い

レースが終わり、ゴンドラでクレープ屋さんの前に送ってもらうシーンです。写真の場所にはクレープ屋さんらしきお店はなかったのですが、雰囲気が似ていたため撮りました。


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上:小さい橋

下:小さい橋(reverse)

映画に出てきた場所が見つからなかったので、雰囲気が似ているところで撮りました。街の中にはこのような小さな橋がたくさん架けられています。歩くだけでおしゃれな気分になります!


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上:街の中を走る少女

下:街の中

街の中でサトシが少女を追うシーンです。このシーンで流れるBGM「謎の少女、再び(迷宮)」は名曲でしたね!映画の音楽は、アコーディオンで世界的に有名なcobaさんが担当されています。ベネチアの独特の雰囲気を表現されており、印象深い音楽となっています。

ちなみにこのBGMは↓のミュージックコレクションに収録されています。


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上:小道

下:小道(reverse)

写真のように、ベネチアには細い道が張り巡らされています。街の中は本当に迷路のようで、マップがないと自分が今どこにいるか分からなくなってしまいます。映画でもその様子が描かれていました。


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上・下:街の天井

街はとてもカラフルで、一軒一軒壁の色が違います。映画でもそれが再現されています。また、窓の外には植木鉢やかわいい小物を置いている家も多く、おしゃれな建物が多いです


水の都の護神:べるっくすの色色

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上・下:街の小道

先ほどの写真と同じように、街の中はほとんどこのような雰囲気です。このような細い道は危なそうに思えますが、ベネチアの場合は特に心配しなくても大丈夫です。撮影は人がいないタイミングで行いましたが、ふつうは人が行き来しています。映画のローアングルを再現すればよかった。


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上:川を流れるゴンドラ

下:街の中を流れる川

雰囲気が似ていたので撮りました。川にはあちこちにボートやゴンドラが停められています。川の水は緑がかっており、映画でもそれが再現されています。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:秘密の庭への入り口

下:秘密の庭への入り口(レンガの壁)

ただのレンガの壁です…。

撮った写真の中から似たような雰囲気の写真を探しましたが、ありませんでした(p_-)

秘密の庭

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上:秘密の庭

下:ベネチア内の公園

ただの公園です…。

秘密の庭のモチーフとなった場所があるのかは分かりませんが、写真はベネチア内で撮影した公園です。編集で緑を強くしましたが、ここまで緑は豊かではありません(3月なので)。たくさんの小さな子供が遊んでいて、活気のある公園でした。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:秘密の庭(噴水)

下:噴水の跡?

ただの噴水?の跡です…。

先ほどとは違う公園で撮りました。形が違うので、ここがモチーフになったとは考えにくいです。(編集でごまかしすぎ…)


水の都の護神:べるっくすの色色

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上:こころのしずく

下:井戸の跡?

…。

まあ違うでしょう…。噴水の跡と同じ公園で撮りました。

夕焼け・夜

水の都の護神:べるっくすの色色

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上・下:夕焼けの街並み

雰囲気が似ていたので撮りました。ベネチアの夕焼けは運河に夕日が反射し、とてもきれいです。


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上・下:夜の街並み

場所はたぶん違いますが、ベネチアの夜の風景です。ベネチアは観光地の割に街頭が少なく、夜はかなり暗いです。映画でもそれが再現されており、夜はかなり暗めの演出となっています。写真では明るさをかなり上げています。映画の風景の方がリアルに近い明るさです。


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上:夜のゴンドラ

下:ゴンドラに反射する光

ラティアスとともに聖堂へ向かうシーンです。同じアングルでは撮れませんでした…。この後に流れるBGM「ラティオスの元へ!」もなかなかの名曲です。


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上・下:夜の聖堂

夜のサン・マルコ広場です。写真は20時くらいに撮ったものですが広場はにぎやかです。映画ではサトシが寝ていた時間帯だったので、ここを訪れたのはたぶん深夜でしょう。音楽の生演奏がステキでした!

エンディング

水の都の護神:べるっくすの色色

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上・下:運河を走るボート

エンディング間際。ボートでサトシらがアルトマーレを旅立とうとするシーン。映画では右手に歩道が見えるので、撮影した場所とは違うような気がしますが、ボートがいい感じだったので撮りました。


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上・下:小さめの橋

橋の上でサトシらを追いかけるカノンorラティアス。いよいよクライマックス。


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上:桟橋

下:海沿い

桟橋で待つサトシら。撮影場所に桟橋はありませんが、映画の背景に映る鐘楼から、たぶんこの辺のはず。撮影場所は閑散としていますが、広場に近づくとレストランで賑わい人も増えます。

その他

水の都の護神:べるっくすの色色

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上:水を飲むシャワーズ

下:水を飲む飼い犬(reverse)

シャワーズじゃん!犬です。ベネチアの街には、このような水飲み場がたくさん設置してあります。さすがは水の都ですね。映画のように水を与えているいる人もちらほら見られます。蛇口をひねるタイプと常に水が出ているタイプの2種類がありました。


水の都の護神:べるっくすの色色

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上・下:洗濯物

撮影していいのか分かりませんでしたが撮ってしまいました…。ベネチアでは、家と家を結ぶようにロープが架けられていて、そこに洗濯物を干している家をよく見られます。


水の都の護神:べるっくすの色色

水の都の護神:べるっくすの色色

上:小道に描かれる落書き

下:教会前に書かれた落書き

街を散策していたらたまたま見つけました。映画と同じ数字1~10が書かれた落書きです。映画が公開されてから17年が経っているので、これをモチーフにしたとは考えにくいですが、ベネチアでは流行っているのでしょうか?


水の都の護神:べるっくすの色色

水の都の護神:べるっくすの色色

上:食事中のロケット団

下:パスタ

大盛りパスタにジェラート。ロケット団は美味しいものをたくさん食べていましたね。

「まとめ」

水の都の護神:べるっくすの色色

いかがだったでしょうか。

映画のシーンと全く同じ場所はあまり見つけられませんでしたが、ベネチアに映画の雰囲気を少しでも感じ取っていただけたなら幸いです。ベネチアは本当に素晴らしい場所です。迷路のような小道、おしゃれでカラフルな街並み、小さな川を流れるゴンドラ。それらがベネチアの独特な雰囲気を作っていて、本当に本当に興奮させてくれる街です。

みなさんも機会があれば、ぜひ行ってみてください(^_^)/~

最後までご覧いただきありがとうございました!

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