【就活】Fラン大学から大手企業総合職(設計・開発)に内定。7つの理由

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はじめまして。

私は理系の学生である。大学は国公立でもなければ、有名な私立でもない。いわゆるFラン大学だ。

それでも、大手メーカー*の総合職(設計・開発)に内定をいただくことができた。同期はもちろん国公立や有名私立ばかりである。

(大手メーカー*…日経225の1企業)

なぜ、そんな私が大手企業から内定をいただくことができたのか?」

その理由を私が行った就職活動を中心に紹介していこうと思う。

 

「Fラン大学、無名大学だからといって諦めることはない」

私はインターンシップに17社(のべ20社以上)、関東や関西問わず企業訪問をし就職活動に全力を注いだ。「就活の楽な攻略法」を紹介するわけではないので、それはご承知おきください。(学校推薦は受けていない)

 

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①「インターンシップに参加」

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私は17社の企業のインターンシップ(インターン)に参加した。複数回参加した企業もあるので、20回以上インターンに参加した。インターンでの経験や学習が、私の就活をより良いものへと導いたのは言うまでもない。

インターンでは何を得られるのか?3つを紹介したい。

企業の現状と展望

その企業が今どんな事業に力を入れていて、今後どの事業で、あるいはどのような戦略で企業を大きくしていくのか。これらの情報はエントリーシート(ES)*を書く時に必ず必要になる。インターンシップではそれらの情報を事細かく聞くことができる。ホームページに書いてある上辺だけの情報で作ったESなんて無意味である(特にFランは)。

また、その会社の社風なども直接伺うことができる。ほとんどのインターンには若手社員との社員交流がある。そこでは、人事には聞けないこと(残業や有給の取りやすさなど)も聞くことができる。

逆に、インターンに参加したことで「その企業はやめとこう」と思うこともある。自分に合う企業かを見極めるためにもインターンは役に立つ。

ES*…企業に提出する志望理由や自己PRなどを書いた履歴書のようなもの

業界の知識

その企業が属する業界全体の知識がなければ、面接で100%聞かれる「なぜこの企業を選んだのか?」という質問に答えられない。業界の中でその企業だけが持っている強み、これを知らなければ浅い志望理由になる。

インターンでは他社にない強みを紹介される。「○○は弊社がシェアNo.1」や「○○の技術は弊社だけ」という情報をしっかり聞いておきたい。もちろんその情報はホームページ等に載っているものが多いので、インターンではそれ以外の情報を聞き出したい。

近年、1dayや2dayなどの参加しやすいインターンが増えているので、ぜひ活用していただきたい。

本選考の練習

インターンではグループワークがあることが多い。グループワークとは、4~6人ほどでグループを作り(最初に用意されてるテーブルでグループになることが多い)、与えられたテーマに沿って討論し、最後にグループで発表をするものである。時間は少ないもので30分、長いものだと2時間くらいである。グループワークは、大手総合職の本選考でよく用いられており、面接同様、対策が必要である。

インターンではそれを経験することができ、本選考に向けた良い練習となる。企業によって参加する学生のタイプが異なり、多くのインターンに参加することで自然とグループワークのスキルを上げることができる。(ただし、インターンであっても人事は我々を見ている(評価している)。志望度が高い企業に、練習目的で行くのは止めるべき)

また、インターンに参加した学生と会話することで、他社の情報を仕入れることができる。Fランから大手へ行きたいのなら、他大学との交流は非常に貴重である。

 

<①の要点>

  • インターンでHP以外の情報収集
  • その企業の魅力を探す
  • グループワークの練習
  • 他大学との交流

 

②「質問は必ず行う」

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質問は社員と1対1で話ができる時間だ。インターンや説明会に参加して、良い情報を手に入れたとしても、質問をしなければただの1出席者で終わってしまう。Fランの学生は人事に覚えてもらわなければ、書類選考で落とされる。学歴フィルターは多くの企業に存在する。大手企業は万単位で応募があるので、学歴フィルターがないほうがおかしい。

Fランの学生が書類選考をくぐり抜けるためには、人事に覚えてもらうこと。その人数はできるだけ多い方がいい。インターンには人事が1~5人(+若手社員2~8人)ほどいる。インターンや説明会後は、その全社員と質問を交えて話をしたい。

しかし、的外れな質問をしてしまえば評価はマイナスである。自分から「私はアホです」とアピールしているのと変わらない。ではどのように質問をすればよいのか。私は、会社説明中に企業の情報はもちろんだが、それと一緒に質問する内容もメモしていた。あらかじめホームページなどを見て準備するのも良いが、もし企業説明中にそのことを話していたら「話を聞いていなかった」ということになる。説明中に疑問に思ったところを聞く方が良い。

<②の要点>

  • 質問は必ずする
  • 大手の場合Fランは書類で落ちる(と思うべき)
  • 企業説明中に質問内容も考える

 

③「名刺交換」

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名刺交換は自分を知ってもらうための最高の手段である。私は100人近い方と名刺交換を行った。「そこまでするか?」と思う方もいると思うが、こちらはFランである。名刺交換を行った方とは、名刺に書かれているメールアドレスにお礼(+追加の質問)をするのが望ましい。

名刺交換で意識したいのは、「自分の名前を売ること」である。大学名にはどうしても先入観というものがある。相手に大学名を忘れさせてしまうほど、自分の名前を売り込みたい。我々が勝負できるのは名前だけである。

また、名刺交換には多くのマナーがある。名刺の受け取り方や渡し方など、しっかり勉強してから行うこと。

[名刺の簡単作成方法]

名刺の作成は家で簡単にできる。私は「ラベル屋さん」というソフトで名刺を作成した。Amazonで名刺用の用紙を買って、ソフトをダウンロードし、テンプレートに自分の大学名などを打ち込むだけでできる。(↓Amazonサイト)

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<③の要点>

  • 名刺交換で自分を売る
  • Fラン学生が勝負できるのは名前だけ

 

④「インターン後はお礼状」

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インターンに参加したら、手書きのお礼状を送る。メールはもちろんだ。メールはインターンが終わった当日に送る。そして、その次の日までに、手書きのお礼状を速達で郵送する。私は、第一志望群の企業にはこれを行った。

メールはインターンに参加した学生であれば5割以上が送っているだろう。しかし、手書きのお礼状となればその人数はかなり少なくなる。上でも述べたが、Fラン学生は人事に覚えてもらわなければ、ESを見てもらえないESでどんなに自分をアピールしたとしても、見てもらわなければ意味がない。

<④の要点>

  • お礼は「メール+手書きのお礼状」

 

⑤「自己分析は人生グラフ」

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少し就活とは逸れるが、私は「人生グラフ」という方法で、昔から現在までを思い返しながら自己分析を行った。

縦軸に満足度(幸せ度)、横軸に年齢を取りグラフを作成する。私は小学生~現在までのグラフを作り、大きなイベントを中心に人生のイベントを評価した。しかし、小学校や中学校の時は、それほど大きなイベントもないので、自己分析の中心は高校~大学である。私が特に時間をかけて分析したのは、「将来何がしたいのか」「そのために自分は何ができるのか」という点である。これらを中心に、「自分が望む企業とは何なのか」ということを「なぜ」「なぜ」と追求し、とことん自分を掘り下げた。

自己分析を早めにした方がいいのは言うまでもない。インターンにESを要求するところは多く、本選考に間に合えばよいという考えでは遅い

<⑤の要点>

  • 自己分析の一つの手法「人生グラフ」
  • 「なぜ」「なぜ」と自分を掘り下げる
  • 自己分析はインターン前に終わらせる

 

⑥「予定を管理」

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私は就活の予定をすべてエクセルで管理した。エクセルである必要はないが、何十社も受ける場合、予定はしっかり管理した方が良い。インターンや説明会の応募締切、参加日、予約開始日など、管理すべきことはたくさんある。よく「○○の説明会の予約入れるの忘れていた」など聞くが、それは自分の管理不足だからである。

私はリクナビやマイナビを利用して30社ほどマークをした。そして、それらの企業のインターンの日程や、会社情報(売上・資本金・社員数など)をエクセルに打ち込み、1枚の表にしていつも持ち歩いていた。企業によっては、前触れなくインターン等の情報が追記されるので、1週間に1度は企業ページを確認すべきである。

他にも就活サイトはキャリタスやあさがくなどあるが、リクナビとマイナビに比べると企業数が少ない印象だ。利用サイトが多くなると管理が大変になるので、登録は合同説明会にたくさん参加したい人だけで良いと思う。

<⑥の要点>

  • 予定の管理は重要
  • 毎週、企業のページをチェック

 

⑦「全ては自分から」

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結局はこれである。

大学のキャリアセンターや大学の友人を頼りにしていては駄目だ。自分で企業を探し、何が必要かを自分で考え、自分の意志で行動に移す。これができなければ、周りの意識の低い波に飲まれ、適当な就職先に就くことになるだろう。

きっとこの記事を見てくれている人は、少しでも良い企業に就きたいと考えている人だと思う。そのためには、「自分から」行動を起こさなくてはいけない。待っていても、自分が望む企業は来てくれない。それなら、自分から進まなければならない。

<⑦の要点>

  • 就活は自分から。

 

「まとめ」

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Fランの学生が偉そうに述べてきたが、1番伝えたかったのは「Fランだからと言って諦めることは何もない」ということだ。努力次第で、自分の行きたい企業へ行ける。

Fランの学生で、自分の行きたい企業に落ちた多くの人は「Fランだから落ちた」と思うだろう。私はそれは少し違うと思う。「Fランでありながら、何の努力もしなかったから落ちた」が正しいと思う。Fランにも関わらず、国公立の学生のような就活をしていれば落ちるのは当たり前だ。周りの学生が引くくらい本気になって就活をすれば、企業は普通の1学生として見てくれる。

これを見てくれている方が自分の行きたい企業へ行けることを願っている。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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